2006年2月12日(日)「しんぶん赤旗」
小選挙区法案の賛成誤りだった
処分者を名誉回復
社民党大会
社民党は十一日開いた党大会で、一九九四年の小選挙区導入法案に賛成したのは正しくなかったとの見解を示して、同法案に反対して党規律違反処分を受けた旧社会党当時の衆参国会議員について名誉回復をはかる措置をとります。
大会に又市征治幹事長が提案した「見解」は、細川連立政権下で提案された政治改革関連四法案の採決にさいして「社会党は連立政権を離脱・崩壊させるのか、連立小選挙区比例代表並立制を呑(の)むのか、二者択一を迫られた」、このため「十分な党内論議もないまま、国会議員の大勢に押されて連立継続・選挙制度賛成の政治決断に至った」と経過を説明しています。
そのうえで「この選挙制度の下で四回の総選挙が執行されてきたが、危ぐされたように死票が大量に発生し、民意がゆがめられ切り捨てられ、わが党の国会勢力は激減した」として「当時の政治選択と対処が正しかったとは言えない」と総括しました。
九四年当時、同法案に反対し処分を受けた衆参国会議員は十九人。その後社民党を離脱した者を除く九人が今回の名誉回復の対象になります。
ただ今回の「見解」では、政治改革関連四法案に含まれた政党助成法案に対する対応の当否については触れていません。

