2006年2月8日(水)「しんぶん赤旗」

規制緩和崩れ始めた

候補発表受け 井上議員が訴え

名古屋


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(写真)訴える井上哲士参院議員(中央)と八田ひろ子前参院議員(右)、せこゆき子元衆院議員(左)=7日、JR名古屋駅前

 日本共産党の井上哲士参院議員は七日夜、JR名古屋駅前で国会報告をおこないました。来年七月の参院選で井上氏が東海、北陸信越、京都を活動地域とすることが決まってから初めての演説で、仕事帰りのサラリーマンら百人が聞き入りました。

 井上氏は、在日米軍基地の再編問題に絡み、防衛庁が地方議会に圧力をかけるよう指示した問題で自身の国会質問を紹介。「九条改悪を“先取り”するような、今回のやり方は絶対に許せません。今こそ、憲法を守り生かして、日本を平和の発信基地にすべきです」と強調。聴衆から大きな拍手や声援が寄せられました。

 井上氏は、JR西日本の列車暴走事故や建物耐震偽装問題、ライブドア事件に触れ、「小泉首相の規制緩和路線は音をたてて崩れ始めています。これらの問題に、何の解決策も、解決する意欲も持たない小泉内閣はすでに末期症状です。ご一緒に、国民一人ひとりが大切にされる新しい政治の流れをつくりましょう」と訴えました。

 この日の演説は、来年の参院選比例区で東海・北陸信越・京都の一府九県を主な活動地域とすることが決まった「第一声」。

 八田ひろ子前参院議員、せこゆき子元衆院議員があいさつ。村瀬たつじ名古屋市議が司会をつとめました。


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