2006年2月7日(火)「しんぶん赤旗」
来月5日に県民大会
宜野湾市海浜公園 実行委が発足
新基地反対
米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)に代わる米軍キャンプ・シュワブ(同県名護市)沿岸域への新基地建設に反対する沖縄県民総決起大会が、三月五日午後三時から宜野湾市海浜公園多目的広場で開催されることになりました。同大会の実行委員会結成総会が六日、那覇市で開かれ、正式に決定しました。
大会の正式名称は「普天間基地の頭越し・沿岸案に反対する沖縄県民総決起大会」。サブスローガンに「知事権限を奪う特措法制定反対」が盛り込まれています。
結成総会では、共同代表に元副知事の比嘉幹郎氏(日米地位協定改定を実現するNGO代表)、元出納長の山内徳信氏(基地の県内移設に反対する県民会議共同代表)を選出。山内氏は「沿岸案が進めば沖縄は今後、五十年、百年、米国の軍事植民地になる。これを食い止めるためには県民総ぐるみの闘争が必要だ。日米両政府に沖縄県民の思いを突きつけたい」と決意をのべました。
幹事団体には、日本共産党、沖縄社会大衆党、社民党、民主党、連合沖縄、県労連、沖縄平和運動センター、沖縄県労連、ヘリ基地反対協など、多くの政党、労組、市民団体が加わっています。
実行委員会では、今回不参加の自民党、公明党など県政与党にも引き続き参加を呼びかけることにしています。