2006年1月23日(月)「しんぶん赤旗」
米軍F15の飛行中止を那覇市議会が決議
沖縄・那覇市議会は二十二日、臨時議会を開き、沖縄本島東方海域で十七日に発生した、米空軍嘉手納基地所属のF15戦闘機墜落事故に関する抗議決議と意見書を全会一致で可決し、事故原因の早期究明と結果が公表されるまで事故同型機の飛行を一切中止することを求めました。
決議・意見書では「事故現場海域は、市民・県民の食卓を潤す好漁場となっており、一歩間違えれば、操業中の漁業者はもとより一般船舶を直撃して大惨事を引き起こしかねず、市民・県民に大きな不安と衝撃を与えている」と指摘し、米軍がわずか二日で事故同型機の飛行を再開したことを厳しく批判しています。