2006年1月11日(水)「しんぶん赤旗」
核兵器廃絶の新しい国際署名
長崎・伊藤市長が賛同
日本原水協が提唱した新しい国際署名「すみやかな核兵器の廃絶のために」に対し、被爆地・長崎の伊藤一長市長が賛同し、メッセージを寄せたことが十日、明らかになりました。
同原水協が明らかにしたもので、被爆地・広島の秋葉忠利市長も昨年末に賛同のメッセージを寄せています。この署名は、国連・核保有国をはじめ、すべての政府に核兵器の全面禁止・廃絶の国際協定の実現にむけ、速やかな協議の開始を求めています。
伊藤・長崎市長はメッセージで「国際社会を動かせるのは、各国市民であり、草の根の力であります。これからも各国の市民の皆様やNGO(非政府組織)とともに連帯・連携を深めながら、一日も早い核兵器廃絶を目指して力を合わせましょう」とのべています。