2006年1月7日(土)「しんぶん赤旗」

身柄引き渡し

「しっかり対応する」

共産党が知事と懇談


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(写真)松沢神奈川県知事(正面)と懇談する河野県議団長(右奥)、畑野氏(左奥)ら=6日、神奈川県庁

 神奈川県横須賀市で、米海軍の空母キティホーク乗組員の米兵が、日本人女性を殺害した事件について、日本共産党神奈川県委員会と党県議団は六日、神奈川県庁に松沢成文知事を訪ね、犯人の身柄を、起訴前に日本側に引き渡すよう米軍と日本政府に要請することなどを求める要望書を手渡し、懇談しました。

 懇談には、党県議団の河野幸司団長、みわ智恵美、ふじたちえこ、鈴木とも子各議員と、畑野君枝前参議院議員らが出席。河野団長は「事件について日本の警察がきちんと対応するためにも、起訴前の犯人の身柄引き渡しが、大事なポイントです」とのべ、再発防止への知事の努力も求めました。

 知事は、事件について「県民の感情から見ても、許せない」とのべ、要望書の内容については「しっかり対応させていただく」と答えました。

 党県委員会、県議団は、この後、神奈川県警本部も訪ね、伊藤茂男本部長あてに、県警として、起訴前に犯人の身柄引き渡しを求めるよう申し入れました。

 この問題で、日本共産党横須賀市議団も同日、同市の蒲谷亮一市長あてに「米兵による凶悪事件に対し、迅速かつ厳正なる対応を」と求める申し入れ書を提出しました。


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