2005年11月28日(月)「しんぶん赤旗」

京都パート・非常勤ネット

労働改善求めつどい


 「京都で働くパート・非常勤・派遣…のなかまのつどい」が二十七日、京都市中京区で開かれ、七十人が参加しました。主催したのは、九月に結成された「京都パート・非常勤ネット」です。

 つどいでは、小寺美智子代表が、結成した意義を述べ、「最低賃金の引き上げや賃金格差の是正などの前進を勝ちとる一歩にしたい」とあいさつ。大阪労連パート・非常勤部会の長岡佳代子事務局長が講演し、公共の職場で進む非正規化の実態や、パート労働者が組合に入り成長する姿に触れ、周囲の非正規労働者を巻き込む必要性を強調しました。落語家の桂福車さんが、労組の存在意義を落語で語りました。

 参加者は「言われていた雇用条件と違い過ぎる。パートで組合をつくって交渉しているが、なかなか改善されない。負けずに頑張りたい」(全国一般)などと発言。つどい後にはそろいのスカーフを巻いて、「均等待遇オッケーオッケー、パート差別はノーサンキュー」と繁華街を元気よくパレードしました。

 参加した左京区の女性(46)=生協パート労組=は「つらいなか頑張っている人たちに励まされました。弱いもので団結しなければ強い者に勝てないと思うので頑張っていきたい」と話していました。


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