2005年11月25日(金)「しんぶん赤旗」

青年雇用問題で懇談

大門議員 群馬県労会議など訪問


 日本共産党の大門実紀史参院議員は二十四日、深刻化する青年雇用問題で、群馬県労働局と高崎労働基準監督署、前橋ハローワーク、県労働組合会議を訪れ、申し入れと懇談をしました。伊藤祐司県議が同行しました。

 県労会議では、吉崎照二見議長と安藤哲雄事務局長らが応対。大門氏は、若者の雇用問題が日本の労働者全体、社会全体にとっても解決しなければならない重大問題だとして、▽無法な解雇、雇い止めや短期・反復雇用をなくす▽非人間的な長時間労働、違法のサービス残業を根絶する―などとした日本共産党の緊急要求を紹介。労働組合運動の前進を呼びかけている党大会決議案にふれながら、「事態打開のために、ともに奮闘しよう」とのべました。

 懇談では、労働現場の実態や公務員攻撃をはねかえすたたかい、未組織労働者へのはたらきかけの重要性などについて率直に語り合いました。

 前橋ハローワークでは、体制が厳しい中でもマンツーマンで青年の就職相談に応じていること、県労働局では、派遣労働など非正規雇用の増大、ニート対策の現状などについて話されました。


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