2005年11月2日(水)「しんぶん赤旗」

児童虐待防止推進月間

“子どもの命守ろう”

市民と行政機関が呼びかけ


 「子どものいのちを守ろう」―児童虐待防止推進月間が始まった一日、東京・新宿区のJR新宿駅前周辺で、子どもへの虐待防止にとりくんできた市民団体と都内児童相談所職員や民生委員、ボランティアらがチラシやオレンジのリボンを配布。「みんなの力で児童虐待を防ぎましょう」と、児童虐待への理解、児童相談所への早期通報などをよびかけました。


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(写真)オレンジリボンを配り、児童虐待防止を呼びかける市民=1日、東京・新宿区

 市民団体と行政機関が協力・共同して、児童虐待防止の宣伝をしたのは初めてです。宣伝には都内十一の児童相談所の所長も参加しました。

 全国の児童相談所(百八十二カ所)が二〇〇四年度に処理した児童虐待相談件数は、過去最高の三万二千九百七十九件。都内の児童相談所が処理した児童虐待相談件数も、過去最高(三千二十六件)となりました。

 子ども虐待防止オレンジリボンキャンペーンにとりくんできた団体の一つ、里親子支援のアン基金プロジェクト理事の箱崎幸恵さんは「多くの人にリボンをつけてほしい。子育てに携わる人たちが自分の気持ちと向き合い、その気持ちを周りの人に話し、分かち合えば、虐待は防げます」といいます。

 チラシを受けとった中学生の子どもがいる女性(47)=渋谷区=は、「虐待をしてしまった人だけを責めるのではなく、周りのみんなで解決することが大切なのではないでしょうか」と話していました。


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