2005年10月27日(木)「しんぶん赤旗」

賃上げも増税阻止も

国民春闘共闘委が年次総会


 全労連や純中立労組懇でつくる国民春闘共闘委員会は二十六日、東京都内で、二〇〇六年春闘に向けた年次総会を開きました。

 熊谷金道代表幹事(全労連議長)は、サラリーマン増税や消費税の大増税に対し、「昨年の民間の平均年収は四百三十八万八千円で、今や一九九〇年代はじめの年収まで引き下げられている」と現状を示し、許せないと批判。広がっている貧富の格差を告発し、「春闘の大きな柱である賃金引き上げにこだわり、憲法を生かし守るたたかいと結合した春闘をつくっていきたい」とのべました。

 岩田幸雄事務局長(全労連事務局次長)が「基本構想」を提案。重点課題として、(1)すべての労働者のベースアップや企業内・地域の最低賃金の確立と引き上げ、均等待遇や自治体に適正賃金を確保させる公契約(2)青年のまともな雇用確保や企業の社会的責任の確立、政府の労働契約法制の阻止(3)大増税と公共サービスの削減反対(4)国民投票法案と改憲の阻止―を呼びかけました。

 討論では、「郵政民営化の次は農協とされ、農業・農協を必要とする世論をつくっていきたい」(全農協労連)、「公務員攻撃は労働条件の問題だけでなく、国民に対するサービス提供への重大問題だ」(国公労連)などの発言が続きました。

 代表幹事に熊谷金道、老田弘道(純中立懇)、堤敬(東京春闘)、事務局長に岩田幸雄の各氏を選出しました。


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