2005年10月19日(水)「しんぶん赤旗」

名護市長選

我喜屋氏に出馬要請

六者協、新基地反対の立場で


 来年一月二十二日投票の沖縄県名護市長選で、日本共産党北部地区委員会、沖縄社会大衆党名護支部、社民党名護支部、北部地区労、名護市職労(自治労北部総支部)、玉城義和県議(座長)でつくる六者協議会は十八日、野党市議(無所属)で元議長の我喜屋宗弘(がきや・むねひろ)氏(59)=六期目=に出馬を要請しました。

 この中で玉城座長は、選挙戦の最大争点である米海兵隊普天間基地(同県宜野湾市)の「移設」問題について、「辺野古に新しい基地はつくらせないという思いで一緒にたたかっていきたい」とのべました。

 我喜屋氏は、「この十年近くの間、基地問題で閉塞(へいそく)感が漂っている名護市民の顔を見るに忍びない気持ちでいっぱいだ」と語った上で、「要請を非常に重く受け止めて検討させていただきたい」とのべ、近く返答する考えを示しました。

 市長選には、現職の岸本建男市長(61)が健康上の理由で不出馬を表明したため、与党議員らが後継者の擁立を検討。このほか、市議(65)一人が立候補を表明しています。


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