2005年10月12日(水)「しんぶん赤旗」

悪政に反対示す好機

参院神奈川補選川崎市長選挙

小池政策委員長が訴え


 日本共産党の小池晃政策委員長・参院議員は十一日、川崎市幸区のJR鹿島田駅前で街頭演説し、二十三日投票の川崎市長選挙で「明るい民主市政をつくる会」から立候補した岡本一候補(60)=無所属、日本共産党推薦=の勝利と、同日投票の参院神奈川選挙区補欠選挙での日本共産党の、はたの君枝候補(48)の議席回復を訴えました。

 小池氏は、「本日、衆院で郵政民営化法案が強行された。国会では、数を頼みに悪法を押し付ける動きが始まっている」と指摘し、障害者「自立支援」法案や、庶民大増税、憲法改悪などを狙う小泉内閣の暴走を批判。「安保や外交、税制、社会保障の問題で、政策が双子の兄弟のような自民党と民主党が競っても、国民の暮らしは悪くなるばかり」とのべました。

 基地強化につながる米陸軍第一軍団司令部の神奈川への移転や大増税、憲法改悪に反対の意思を示す絶好のチャンスが、市長選挙と参院補選だと強調し、「二つの選挙の勝利で、川崎、神奈川から日本の政治を変えよう」と呼びかけました。

 岡本候補は、少子化対策に取り組む決意を示し、「税金の使い道を改めれば、現市政が削った福祉や住民サービスが充実できる。市民を応援するあたたかい政治をつくります」と訴えました。

 神田秀子さん(52)=幸区=は「弱者切り捨ての小泉政治は本当にひどいが、市長選挙で自民党に協力する民主党もおかしいと思う。私たちの気持ちを代弁してくれるのは、岡本さんと、はたのさんだと思います」と話していました。


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