2005年10月2日(日)「しんぶん赤旗」
堀越事件10万署名を
ビラ配布弾圧「守る会」が総会
「国公法弾圧を許さず言論表現の自由を守る会」の第二回総会が九月三十日、都内で開かれました。
堀越事件弁護団の石崎和彦弁護士は、公安警察が政治活動を制限した国公法を適用した弾圧を強めているが、裁判で公安警察の捜査活動がきわめて違法であり、行政の中立性は全く侵されていないことを明らかにしてきたことを強調。今後、国公法は憲法違反であることを全面的に論証していきたいとのべました。
「守る会」は十六回にわたる公判で毎回、傍聴席を満員にし、五万人の署名、宣伝やパンフレットの普及、地域「守る会」の結成、学習会などにとりくんできました。
総会では、公判が重要な局面に入るなかで、「不当逮捕は許せない。公訴を棄却せよ」という声を十万人署名へと発展させ、地域「守る会」や会員をさらに大きく広げ、裁判勝利をめざし奮闘することを確認しました。