2005年9月27日(火)「しんぶん赤旗」
1年で130人が加入
首都圏青年ユニオンが大会
三十代までの青年なら一人でも入れる首都圏青年ユニオンは二十五日、第七回定期大会を東京都内で開きました。
一年間で、百三十人の青年が加入し、現在は二百十四人と倍加したことを宗像功委員長代行が報告すると、拍手がわきました。
組合に加入するきっかけは、労働相談や弁護士からの紹介が多くありますが、この一年間、職場の組合員を通じて加入する例が増えているといいます。
一年間で寄せられた労働相談は、百五十七件。パート・アルバイトが五十六件、派遣が三十三件、正社員が十七件です。
活動方針として▽雇用形態にかかわらず、人間としての尊厳が守られる労働条件実現のため、正規・非正規の均等待遇を要求していく▽財界の求める労働時間管理規制の緩和や派遣期間の制限撤廃を批判し、労働法制に自分たちの意見を反映させていく▽問題点の多い現行の派遣法さえ守らない違法派遣をなくしていく―などを決めました。