2005年9月23日(金)「しんぶん赤旗」
米軍基地の再編・強化反対
一致点で広がる共同
安保破棄中実委 全国代表者会議開く
安保破棄中央実行委員会は二十二日、東京都内で全国代表者会議を開きました。
会議では、米軍基地の「再編・強化」反対、自衛隊のイラクからの即時撤退をかかげ、憲法改悪反対の運動とむすんだ国民的なたたかいをすすめよう、と呼びかけられました。
早坂義郎事務局長は、米軍基地再編問題で、基地被害の強化・恒久化に反対する一致点で共同がひろがっていると強調。再編の候補にあがっている基地をかかえる自治体が反対を表明、基地を取り巻く地域・ブロックの自治体の議会が反対を決議し、首長、議会、住民が自治体ぐるみでたたかっていると紹介しました。
また、十月二十一日から十一月五日までを「基地強化反対、イラクからの撤退を求める統一行動期間」とし、各地で自治体への要請や学習会などのあらゆる行動をするよう提起しました。
神奈川県の代表は、米軍基地のある相模原市や座間市の保守系の市長らが先頭に立ち米軍基地再編に反対し、駅頭でビラ配布などをしていると報告。十一月二十六日に開く座間基地大集会を成功させたいと述べました。
日本平和委員会の千坂純事務局長は、十一月二十五日から神奈川県で開かれる日本平和大会について、基地のある地元住民と連帯し、さらに国民のたたかいにひろげる大会にしようと呼びかけました。
「十一月五日に横田基地包囲行動を計画している」(東京都)、「県議会で日米地位協定見なおしの決議が採択された」(鹿児島県)、「自治体に申し入れて自衛隊の航空ショーをとりやめた」(愛知県)などの取り組みが報告されました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員があいさつしました。