2005年9月20日(火)「しんぶん赤旗」

日本原水協

創立50周年のレセプション

市田書記局長あいさつ 駐日大使ら150人参加


写真

(写真)「日本原水協創立燎周年記念レセプション」であいさつする市田忠義書記局長=19日、 平和と労働センター・全労連会館

 日本原水協の創立五十周年を記念するレセプションが十九日夜、東京都内で開かれました。キューバ、エジプト、ラオス、ベトナムの駐日大使らをはじめ、各界の団体や個人など百五十人が参加しました。

 歓迎のあいさつをした高田公子代表理事(新日本婦人の会会長)は、「核戦争阻止、核兵器廃絶、被爆者援護・連帯」の三つをしっかりと掲げるなかで、原水爆禁止運動がゆるぎなく前進してきたとのべ、とくに被爆者が大きな役割を果たしてきたと謝意をのべました。「核兵器のない平和で公正な世界」をめざして頑張ろうと語りました。

 来賓として、日本被団協の田中熙巳事務局長が、日本原水協の結成で被爆者は励まされてきたとあいさつ。今年の原水爆禁止世界大会で青年がグループに分かれ、被爆者の聞きとりをしたことにも触れ、「もっともっと被爆者の訴えを聞いてください」と呼びかけました。

 日本共産党からは市田忠義書記局長、緒方靖夫参院議員、笠井亮衆院議員、浦田宣昭・国民運動委員会責任者らが出席しました。

 市田氏は、最初に北京で開かれてきた六カ国協議の結果についてのべ、会場から大きな拍手がおきました。市田氏は、今年の世界大会国際会議の宣言を紹介しながら、核兵器廃絶という人類の生存をかけたたたかいで日本原水協が果たした役割はきわめて大きいと指摘。日本共産党もみなさんと連帯し、国会内外で全力をあげて奮闘するとのべました。


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ポジウムを開催。今月一日にも会合を開いて住民運動の方向性を模索しています。

■子どもおびえるNLP

■岩国市が意見公募 同市のHPから

 山口県岩国市は6月以来、厚木基地の岩国基地への移転構想にかんする意見を市民から募集しています。同市ホームページによると先月23日現在、意見を寄せた36人中、移転に30人が反対を表明。同市基地対策課は「少なくとも政府が在日米軍基地再編案を正式通知するまで続けたい」としています。ホームページから特徴的な意見を紹介します。

 ○…笹川会頭が進めている案(笹川徳光・岩国商工会議所会頭は岩国沖合4キロメートルに「第三滑走路」をつくる条件で受け入れを表明している)は岩国市民の70%以上は同調していない。基地の拡張には反対です。

 ○…厚木基地移転は絶対反対です。NLPの時は子どももおびえっぱなしでした。商工会議所の方は、いったいどれだけ近隣の苦労、心労を理解されているのでしょうか(旭町)。

 ○…厚木基地機能の移転案については絶対反対です。厚木基地で訴訟までにいたった基地問題をいくら人口が少ないからといって当地へ移転させることは許されません。同じ国民であり、人間ですから(東地区、60歳代女性)。

 ○…今受け入れてしまったら、半永久的に居座ることになるでしょう。将来のためにも今受け入れないよう頑張ってください。一部の人が自分の利権のために賛成しているのは理解できません(今津町、40歳代女性)。

 ○…他所(厚木)で迷惑しているものを、岩国へ持ってくるな。厚木が来てお金を落とすわけがない。東京に吸い上げられるのがオチ(車町、58歳の男性)。


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