2005年8月18日(木)「しんぶん赤旗」

自民党の小さなコップの中の嵐

志位委員長がコメント


 日本共産党の志位和夫委員長は十七日、自民党の綿貫民輔元衆院議長らが立ち上げた「新党」について記者団に問われ、「自民党の小さなコップのなかの嵐。郵政民営化反対の旗すら立てられなかった。国民から大義がみえない新党劇だ」とのべました。

 志位氏は、「新党」に加わったメンバーは郵政民営化法案の採決では反対の態度をとったが、結成にあたっての会見で綿貫氏が「民営化に絶対反対ではない」などとのべたとおり、郵政民営化に反対する勢力ではないことを指摘。

 郵政民営化が総選挙の争点となるなか、郵便貯金、簡易保険のサービスをつぶしていくという点で自民党と民主党が同じ流れに立ち、日本共産党が郵貯・簡保のサービスと全国二万四千の郵便局ネットワークという国民の財産を守れと主張する対決の構図で、「この大きな対決のなかでの『新党』の配置は明りょうだ」と強調。「私たちは郵政民営化にきっぱり反対という旗印を鮮明にして、がんばりぬきたい」とのべました。


■綿貫氏らが分裂新党

■民主参院議員も参加

 郵政民営化法案に反対して、総選挙で自民党から公認を得られなかった綿貫民輔元衆院議長は十七日夕、都内の憲政記念館で記者会見し、新党を結成したと発表しました。党名は「国民新党」で、自民党の亀井静香元政調会長、亀井久興元国土庁長官、長谷川憲正参院議員のほか、民主党の田村秀昭参院議員の五人が参加しました。

 綿貫氏は会見で「一法案に自分の信ずることをやったことに自民党からはじきだす方向は断じて受け入れられない」と同氏らを非公認とした執行部を批判。「(衆院議員は)四年間の任期があるのだから、郵政反対か賛成かで国会を開くとしたら国民無視だ。(郵政民営化に)絶対反対などとはいっていない」とのべ、郵政民営化反対を明確にはしませんでした。


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