2005年8月15日(月)「しんぶん赤旗」

衆院選のしくみと投票方法

小選挙区は候補者名を

比例代表は政党名で投票


 今回の衆院選挙(総定数四百八十)では、比例代表(定数百八十)と小選挙区(定数三百)の二つの投票があります。

 比例代表は、全国を十一ブロックに分け、北海道八、東北十四、東京十七…というようにブロックごとに定数を配分します。各ブロックごとに、政党が候補者名簿(当選となるべき順位をあらかじめ定めてある)を提出し、各党の得票数に応じて「ドント方式」(別項)で議席を配分し、各党の名簿上位から当選者とします。

 小選挙区は、定数一の三百の選挙区ごとに選挙します。それぞれ最も得票の多い候補者が当選します。

 投票所では、最初に、小選挙区の投票をおこない、候補者名を書きます。つぎに比例代表選挙は政党名で投票します。候補者名を書くと無効になります。「日本共産党」でも「共産党」でも投票できます。ひらがなやカタカナで書いたものも有効です。

■ドント方式

 ベルギーの法学者ビクトル・ドントが考案した計算方式。各政党の総得票数をそれぞれ一、二、三…という正数で次々と割っていき、割った得票数の大きい政党順に議席を配分します。(別表)

図
表

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