2005年7月29日(金)「しんぶん赤旗」

薬物依存問題で懇談

家族の会と党国会議員団


 全国薬物依存症者家族連合会と、日本共産党国会議員団の懇談が二十八日、衆院第二議員会館で行われました。懇談には、山口富男衆院議員と小池晃参院議員(秘書)が出席しました。

 同連合会は、シンナーや覚せい剤、大麻など薬物依存症者を抱える家族の回復・支援の場として二〇〇四年、結成されたもの。席上、林隆雄会長は、日本では「薬物依存症は病気である」との認知・理解が少なく、犯罪行為として扱われ、治療対策が遅れていると主張。「依存症者の回復のための受け皿は民間施設しかなく、そこへの国の援助もなされていない」と訴えました。

 林会長は要望として、(1)薬物依存症医療専門家の育成など治療の充実(2)民間の回復施設(ダルク)の設立、運営への国の援助など社会復帰への支援(3)治療・社会復帰支援のための関係機関の連携強化(4)薬物依存・中毒者の家族にたいする相談などの支援―を政府に働きかけるよう求めました。

 栃木県で家族会を組織する依存症者の母親は、「子どもを回復施設に入療させたいが費用が払っていけるか不安。国に入寮費の支援を求めたい」と、切々と訴えました。

 懇談を踏まえて山口議員は、「要望は党国会議員団として衆参両院で承りました。国会質疑にしかるべく反映させていきたい」と決意を語りました。


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