2005年7月26日(火)「しんぶん赤旗」

原水爆禁止世界大会

プログラム決まる

海外代表264人、政府代表4カ国


 原水爆禁止二〇〇五年世界大会(八月二日―九日、広島・長崎)には、海外から過去最高の四カ国の政府代表、二十六カ国・八国際組織の二百六十四人の代表(二十五日現在)が参加し、「被爆六十年 核兵器のない平和で公正な世界へ行動と共同を」のテーマで、討論・交流します。同実行委員会が二十五日に発表しました。

 政府代表は、マレーシア、メキシコ、スウェーデン、エジプトです。また、ニュージーランド、ベトナム、リトアニア各政府から大会へのメッセージが寄せられています。

 世界の反核運動のリーダーが一堂に会します。青年の海外代表も百人を超えています。運動始まっていらいともいえる規模に発展していることについて、実行委員会は、広島・長崎被爆六十年の人類史的意義とともに、「五月のNPT(核不拡散条約)再検討会議でのアメリカの横暴な態度に対し、世界が怒り、核兵器を自分たちの力でなくしていこうという決意や、紛争を平和的に解決する流れの強まりが背景にある」と述べました。

 また、世界大会の日程とプログラムを発表。二日から開かれる国際会議には政府代表も出席して発言します。今年初めて開かれる世界青年の集い(四日・広島、八日・長崎)のうち、広島の集いには秋葉忠利広島市長の出席が決まりました。

■大会の主な日程

∇8月2日−4日 世界大会国際会議(広島)

∇4日 世界大会開会総会、核兵器なくそう世界青年のつどいin広島

∇5日 分科会

∇6日 被爆60年ヒロシマデー集会

∇7日 世界大会長崎のつどい

∇8日 テーマ別集会、動く分科会、核兵器なくそう世界青年のつどいin長崎

∇9日 世界大会閉会総会、被爆60年ナガサキデー集会


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