2005年7月7日(木)「しんぶん赤旗」
那覇市議選
平和・暮らしの守り手を
市田書記局長 共産党必勝訴え
定数四十四に五十五人が立候補する多数大激戦の沖縄・那覇市議選(十日投票)まであと四日と迫るなか、日本共産党の市田忠義書記局長を迎えた街頭演説が六日、那覇市内のパレットくもじ前で行われ、約六百人の市民が駆けつけました。帰宅途中の会社員らも足をとめ、日本共産党の六候補と市田氏の訴えに熱心に耳を傾け、声援を送っていました。
日本共産党の渡久地オサム、ワク川朝渉、我如古イチロー、大城チョースケ(以上現)、フルゲン茂治、比嘉みずき(以上新)の六候補がそれぞれマイクを握り、「六人全員当選で、自民・公明市政のムダ遣いをやめさせ、くらし・福祉、教育最優先の市政実現を」と気迫を込めて訴えました。
市田氏は、今度の市議選は市民のくらしとともに、沖縄の将来を左右する選挙だとのべ、三日に発生した米兵による女子児童への強制わいせつ事件を糾弾し、唯一の再発防止策は基地の撤去だと指摘しました。
さらに那覇軍港の浦添移設など、基地の苦しみをあくまでも県内に押し付けようとしている自民党、公明党を厳しく批判し、「日本共産党への支持で、『基地のない沖縄』への一歩を踏み出そう」と力を込めました。
自民党、公明党が支える翁長市政が誕生して五年、ムダな大型開発を進める一方で、市民のくらしに冷たい市政の実態を明らかにし「市民のくらし、福祉・教育の確かな守り手、平和な沖縄への進路を切り開く日本共産党へ」と訴え、「日本で一番早く梅雨明けした沖縄から、政治の梅雨明けも起こそう」とよびかけました。
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市議選には党派別(推薦含む)で、日本共産党六人(前回当選六)、自民十五人(同八)、公明七人(同七)、民主四人(同一)、社大三人(同三)、社民二人(同二)、無所属十八人(同十七)が立候補しています。

