2005年6月6日(月)「しんぶん赤旗」

「小さな自治」が正攻法

フォーラム閉幕 アピール採択


 新潟県関川村で開かれていた第五回「小さくても輝く自治体フォーラム」は五日、関川村、岡山県新庄村などから「住民協働」の村づくりの取り組みが報告され、アピールを採択し二日間の日程を終えました。

 関川村の平田大六村長は、「合併問題を村民と一緒に考えるのが村を見つめ直すチャンスと思って、地域住民との懇談会を重ねてきた」と、二〇〇三年に合併せず自立を表明するまでの経緯を説明。今後の「三位一体の改革」や地方交付税交付金削減による村の財政事情にも触れ、財政調整基金等の取り崩しや人件・物件費の削減による自立に向けた財政運営を示しました。

 島根大学の保母武彦副学長が「新しい地域経営の考え方」をテーマに講演。中山間地域社会の再生計画に必要な骨格として、地域人口の計画化、働き場・所得の確保などを挙げ、「農村は、自然と人間がかかわりを持っており、都市とは違った地域の相互扶助を築かなければならない」と述べました。

 フォーラムは、アピール「『小さくても輝く自治体』の新たな出発に向かって」を採択。同アピールは、政府が進める「平成の大合併」を批判、「安易な合併よりも『小さな自治』こそ過剰な成長経済、膨張財政から脱却し、身の丈に合う堅実で適正な自治体経営と住民サービスを実現する正攻法だ」としています。


もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp