2005年6月3日(金)「しんぶん赤旗」

市田書記局長が細田官房長官と懇談

「日朝関係打開の提言」手渡す


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提言を細田博之官房長官(左)に「提言」を手渡す市田忠義書記局長(中央)、穀田恵二国対委員長=2日、国会内

 日本共産党の市田忠義書記局長は二日、国会内で細田博之官房長官と会い、日朝関係の打開を提言した不破哲三議長の朝鮮総連結成五十周年記念レセプションでのあいさつを手渡し懇談しました。穀田恵二国対委員長が同席しました。

 市田氏は、五月二十四日の同レセプションで不破議長が日朝関係打開のため六項目の提言をしたことを説明。「わが党は北朝鮮の政府および政権党とのあいだでは、八〇年代以来、なんの関係もありません。しかし、両国間の諸懸案を解決し、関係の正常化のため私たちにできることがあるなら力をつくす用意がある、とのべています。小泉首相にもお読みいただきたい」と要請しました。

 細田官房長官は、同レセプションに自民党の佐田玄一郎副幹事長が出席して首相メッセージを代読したとのべ、日朝関係打開について「同じ趣旨だと思っている」と応じ、提言を受け取り、首相にも届けるとのべました。

 市田氏はまた、五月十二日に不破議長が党本部で行った時局報告会での講演「日本外交のゆきづまりをどう打開するか―戦争終結60周年 アジア諸国との最近の関係をめぐって」のブックレットを手渡しました。


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