2005年5月29日(日)「しんぶん赤旗」

核廃絶へ共同いっそう

日本原水協が声明


 原水爆禁止日本協議会は二十八日、「核兵器廃絶へ いっそうの行動と共同の強化に全力をつくす―二〇〇五年核不拡散条約再検討会議の結果をうけて」と題した声明を発表しました。

 声明は、核兵器廃絶の達成にむけて重要な任務を持っていた核不拡散条約(NPT)再検討会議が米国政府によって最終文章をまとめられないまま終了したことに「強い遺憾の意を表明」しています。しかし、この事は「核超大国の横暴への強い批判」やNPT締約国政府の反発を生むなど、「核兵器廃絶を追求する確固とした流れが発展していることを改めて浮き彫りにした」と強調。広島・長崎被爆六十年の原水爆禁止世界大会を成功させ、「核兵器廃絶の世論と運動のいっそうの前進のために全力をつくす」とのべています。


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