2005年4月13日(水)「しんぶん赤旗」
日本サウジ外交樹立50年
不破議長、レセプション出席
日本・サウジアラビア外交関係樹立五十周年を記念するサウジアラビアのファイサル・トラッド駐日大使主催のレセプションが十二日、都内のホテルで開かれ、日本共産党の不破哲三議長が出席しました。
トラッド大使はあいさつのなかで、一九三八年の東京モスク建立から始まる両国の交流を振り返りつつ、「世界を分裂させるのではなく、団結させることが重要だ。サウジアラビアは、国と国との紛争は話し合いで解決すべきだと考える。もしうまくいかないときでも、国際法によって解決を図るべきで、侵略や暴力に訴えるべきではない」とのべました。
不破議長は、同大使とあいさつを交わし、「ご招待ありがとうございました。二年前の日本共産党代表団の貴国訪問の際には大使館に大きなお骨折りをいただきました。感謝しています」とのべました。大使は、「私たちも喜びとしています」とこたえ、今後の友好的関係について互いに話し合いました。
不破議長は、アジア、中東、アフリカをはじめとする各国大使や内外の関係者と歓談しました。
レセプションには、日本共産党の緒方靖夫国際局長、小池晃政策委員長、笠井亮国際局次長が同行しました。

