2005年3月10日(木)「しんぶん赤旗」

パート・非常勤の差別 やめてんか

大阪で500人デモ


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パートの差別はやめてんか、と集まった労働者たち=9日、大阪市

 「パート・非常勤の差別はやめてんか」と九日夜、五百人が大阪市内をデモ行進しました。

 デモに先立ち同市北区の扇町公園で集会が開かれ、大阪労連パート・非常勤部会の文字やよい副部会長が「正規社員との均等待遇実現と低賃金を改めさせるため、みなさんの力を合わせましょう」と主催者あいさつ。植田保二大阪労連議長は、パートの均等待遇を求める世論が広がりつつある状況にふれながら、パートの最低賃金引き上げを力説しました。

 集会では「民間保育園保育士の組合が団体交渉で未払い賃金を勝ち取った」「国立病院の独立行政法人化で賃金職員が雇い止めになった。労働者の使い捨ては許さない」などの発言がありました。

 参加者は「定率減税廃止はあきまへん」などの声をあげながら行進。四条畷市からきた小学校非常勤職員の女性(44)は「同年代の正規職員の賃金は月三十万円以上。私は十七万円。待遇改善は切実です」と話していました。


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