2011年10月26日(水)「しんぶん赤旗」

なくせ原発 30日に福島大集会

農協会長・浪江町長・飯舘村長・前知事

“オール福島”が結集 志位委員長も参加


 「なくせ!原発 安心して住み続けられる福島を! 10・30大集会inふくしま」が30日に福島市内の四季の里で開かれます。主催する実行委員会は25日、集会の目的やとりくみ状況などを明らかにしました。

 同集会は多彩なよびかけ人(12人)の呼びかけを受けて開かれるもの。おもなねがいは、(1)徹底した計測と除染で放射能汚染から子ども・県民を守る、(2)原発事故で発生したあらゆる被害・損害を賠償する、(3)福島原発はすべて廃炉とし、原発から撤退する―の3点の実現を国と東京電力に求めるとしています。

 「賛同アピール」には、作家の森村誠一さん、ファッション評論家の大内順子さん、県内では県議会議長の佐藤憲保さん、大玉村長の浅和定次さんなど、県内外から約270人の賛同が寄せられています。

 当日は、庄條コ一さん(福島県農業協同組合中央会会長)、馬場有さん(浪江町長)、菅野典雄さん(飯舘村長)、佐藤栄佐久さん(前福島県知事)、志位和夫さん(日本共産党委員長)らが参加予定です。

 午後1時から、ふくしま大集会が開かれます。午前11時から、「子どもたちを放射能から守ろう」などのテントを設け交流します。





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