2011年10月24日(月)「しんぶん赤旗」

悪政暴走と対決する党

山口県赤旗まつりで市田氏


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(写真)政治を変える道筋を示す市田氏の話に耳を傾ける参加者=23日、山口県美祢市

 第38回山口県赤旗まつりが23日、日本共産党の市田忠義書記局長を招いて美祢(みね)市で開かれ、約2000人が参加しました。市田氏は、自民・公明党の軍門に下った民主党政権の原発再稼働容認など悪政暴走と正面から対決する党の値打ちを縦横に語りました。美祢市の村田弘司市長、秋山哲朗議長が訪れ、来賓あいさつしました。

 石村智子衆院比例中国ブロック予定候補があいさつし「正森成二さん、中林佳子さんの志を引き継いで必ず国会に出ることをめざして頑張ります」と決意表明しました。

 市田氏は、「日本共産党はどんな日本をめざすのか」と問いかけ、原発問題を解明。ひとたび重大事故が発生し、放射性物質が外部に放出されれば抑える手段がないことから、「原発事故をなくすためには、原発をゼロにする以外に道はない」と訴えました。「山口で中国電力上関原発の建設が強行されれば、瀬戸内海の漁業と地域全体が壊滅的打撃の脅威にさらされます。上関原発阻止、原発からの撤退を実現するために力を合わせようではありませんか」と呼びかけました。

 市田氏は、原発問題、普天間基地問題、TPP(環太平洋連携協定)など、悪政の大本に財界・アメリカ言いなりの本質があることを示し、「自民党がやりたくても自分たちだけではちゅうちょしてできなかった悪政への後戻りだ」と指摘。こうした政治悪の根源に、財界主導の二大政党制をもたらした小選挙区制があると告発しました。

 市田氏は、日本共産党を選択肢から排除する選挙制度の下でも、国民の苦難軽減のため道理ある提案を行い、現実政治を動かしていることや被災地での奮闘などを挙げて、党の値打ちを訴えました。その上で、選挙での躍進を期すために「しんぶん赤旗」購読と入党を呼びかけました。





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