2011年10月8日(土)「しんぶん赤旗」

奄美豪雨被害を調査

赤嶺議員 被災者の要望聞く


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(写真)左3人目から田村、赤嶺、三島、崎田の各氏ら=7日、鹿児島県龍郷町の災害現場

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は7日、鹿児島県奄美大島北部を襲った9月25日の記録的な集中豪雨で大きな被害を受けた奄美市と龍郷町に入り、被災者と被災自治体の切実な要望を聞き、住民を激励しました。田村貴昭九州沖縄ブロック事務所長、崎田信正、三島照両奄美市議らが同行しました。

 県によると被害は6日現在、死者1人、家屋の全半壊124棟、床上床下浸水589棟にのぼります。

 龍郷町下戸口集会場では、竹田泰典副町長らが赤嶺議員を待ち受けました。同町は昨年10月の豪雨でも田畑など100カ所の土砂流入がありましたが、今回は200カ所にのぼります。2週間近くたち、がけ崩れで寸断していた町道が片側通行できるようになったといいます。竹田副町長は「昨年の豪雨被害の復旧工事が終わったばかりだった。激甚災害の指定をぜひお願いしたい」と訴え、要望書を手渡しました。

 奄美市笠利総合支所では、川畑克久事務所長が、全国的に被害の深刻さが伝えられておらず「昨年は義援金があったが今回はない」と苦しい実情を明かしました。昨年の災害の教訓として、赤嶺議員が国会で取り上げ実現した衛星電話が力を発揮したことが話題となりました。赤嶺議員は、引き続き災害に強いまちづくりに全力をつくすと語りました。





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