2011年9月24日(土)「しんぶん赤旗」
“原発ノー” 親子で歩く
東京・板橋
東京都板橋区で23日、「さよなら原発ウオーク@板橋」が行われました。「さよなら原発」の一致点に賛同する区民有志の実行委員会が呼びかけたもので370人が参加。手作りのプラカードや風船を持って「原発いらない、もういらない」「子どもたちの未来を守ろう」と訴えながら区内をパレードしました。
ベビーカーに2歳の子どもを乗せて歩いた女性(30)は「原発事故直後は危険だとわからずに、子どもを外で遊ばせました。すごく後悔しています。一人でも多くの人に原発は危険だと知らせたい」と話しました。
小学校教員の女性(31)は「原発は安全なクリーンエネルギーだと学校で教えてきたが、今では子どもたちに説明できない。これ以上の被害を出さないために原発はいりません」と話しました。
パレードに先立つ集会で、5人の区民が発言。3人の子どもを育てる女性(35)が「水道水を乳幼児に飲ませるなと発表された時に怒りがわき上がってきた。原発が安全だとは言えない。『原発いらない』の声が集まれば原発はなくせます」と訴えました。
日本共産党の、古館和憲都議と区議団が参加。松崎いたる区議があいさつしました。民主、社民、生活者ネットの区議が参加しました。
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