2011年9月15日(木)「しんぶん赤旗」
参院7野党が申し入れ
民主幹事長 予算委の日程提案
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日本共産党の井上哲士氏ら野党7党の参院国対委員長は14日、民主党の輿石東幹事長(参院議員会長)に対し、予算委員会での基本的質疑と各委員会での閣僚の所信表明と質疑を行うために臨時国会を28日間延長するよう文書で申し入れました。
申し入れに対し輿石氏は「真剣に検討する」と表明。会期を延長しない場合でも、26日から衆参両院での予算委員会での基本的質疑を閉会中審査として実施したいとの考えを示しました。
申し入れ文書は、野田新内閣のもとで初開催となる今国会では、衆参両院本会議で野田佳彦首相の所信表明をただすことはもちろん、予算委員会で率直な議論を交わすべきだと指摘。予算委員会や他の各委員会も開かない4日間の会期を強行した与党に対して、「断固抗議せざるを得ない」と批判しています。
そのうえで、「今こそ国会が国民の負託にこたえて最大限の機能を発揮するため」に10月14日までの会期延長を「強く求める」としています。
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