2011年9月14日(水)「しんぶん赤旗」

青年大集会へ

宮崎・都城市 求職者にアンケート


 宮崎県都城市の日本共産党青年支部と民青同盟県委員会は12日、都城市ハローワーク前で求職者を対象にアンケート対話をしました。

 10月23日に東京・明治公園で開かれる「全国青年大集会」に向けた取り組みの一環。都城では毎年アンケート対話を実施して黒書にまとめ同集会に届けています。

 「独身のときは仕事探しがここまで大変じゃなかった」という33歳の女性は、幼い子どもをもつシングルマザー。10日前に仕事をやめたばかりです。「ハローワークを通じて介護の資格をとったけど、求人が出ているところは日勤と夜勤の交代勤務で、残業もある。子どもがまだ小さくて預けるところがないから、せっかく介護の資格をとっても介護の現場で働くのは難しい」といいます。

 建築関係の自営業を営んでいた男性(62)は―。「もう自営業では飯が食えんから仕事を探しにきた。仕事をしたくても年齢制限でひっかかる。今は家族の収入でなんとか食うていけるけど、病気にでもなったらもうどうしようもない。それなのに、政治家は国の予算がないからとすぐに増税しようとする。おれたち国民が一番のさん(大変な)思いをする」

 対話に初参加した女性(27)は、「元気バリバリで働いているはずの若い人が仕事を探しにきているのを見るのはつらい。対話した方々は、みんな増税を警戒していて、これだけ収入が少ないのにと怒っていた」と話していました。

 都城青年支部は今後も定期的にアンケート対話活動を続けることにしています。





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