2011年9月3日(土)「しんぶん赤旗」

第42期将棋新人王戦決勝

佐藤六段と豊島六段の対決に


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(写真)佐藤天彦六段

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(写真)豊島将之六段

 将棋の第42期新人王戦(しんぶん赤旗主催)準決勝第2局、豊島将之六段(21)対永瀬拓矢四段(18)戦が2日、大阪市の関西将棋会館でおこなわれ、豊島六段が勝ち、初の決勝進出を決めました。これにより決勝3番勝負は、佐藤天彦六段(23)と豊島六段の対戦となりました。

 豊島六段は昨年の王将戦で初のタイトル挑戦者となり六段に昇段。関西の若手棋士のなかでも注目株の筆頭です。

 2回戦で昨年準優勝の加來博洋赤旗名人を破り、稲葉陽五段、千田翔太三段を連破して順当に勝ち上がってきました。

 一方の佐藤六段は08年の第39期新人王。8月30日におこなわれた準決勝で、元新人王同士の対戦(糸谷哲郎五段・第37期新人王)を制し、2度目の決勝戦へ駒をすすめました。

 実力者同士の屈指の好カードとなった決勝3番勝負は10月におこなわれる予定です。





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