2011年8月27日(土)「しんぶん赤旗」

首相退陣表明の会見

29日に民主代表選


 菅直人首相は26日の民主党両院議員総会に続き、同日夕の首相官邸での会見でも正式に退陣を表明しました。

 会見で首相は「厳しい条件があったが、私自身はやるべきことをやった」などと繰り返し表明。東日本大震災救援・復興対策の不十分さ、福島第1原発事故での初動対応の誤りによる被害拡大、原発の再稼働推進などに対する国民の厳しい批判に対し、全く反省を示しませんでした。

 昨年6月の菅首相就任以来、民主党政権は、「自民党政治を終わりにする」という2009年総選挙での国民の審判、期待を裏切り続け、自民党政治への逆戻り路線を突き進み、自民党との同化を決定的にしてきました。

 民主党は両院議員総会で、菅氏の辞任を了承し、後継を選ぶ代表選を27日告示、29日投開票の日程で行うことを決めました。





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