2011年8月6日(土)「しんぶん赤旗」
原発撤退へ国民討論を
全国革新懇アピール 各界50氏賛同
「原発からの撤退、再生可能な自然エネルギーの本格的導入へ、国民的討論を呼びかけます」――全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)が呼びかけたアピールに、各界で活躍する50氏が賛同しました。5日までに全国革新懇が、「『原発からの撤退へ国民的討論を』各界アピール」として発表しました。
アピールには、宇沢弘文氏(経済学者)、高橋和也氏(俳優)、宝田明氏(俳優)、田中優子氏(法政大学教授)、谷村志穂氏(作家)、野際陽子氏(女優)らが賛同しています。
賛同にあわせてメッセージも寄せられています。
「今、何万年もの先の地球を見通せる人は一人もいないでしょう。けれど今、何万年も先の子孫を愛せる人はたくさんいるはずです。だから今、話し合わなければ――。どうすればこの地球を残せるか、を」(俳優の加藤剛氏)、「『お仕末』のしかたもわからないモノを、これ以上増やすことは、やってはいけないことです」(ジャーナリストの野中ともよ氏)、「人間が管理しきれない原発からは撤退すべきだと思います」(映画監督の羽田澄子氏)など、原発からの撤退に向けた国民的討論の大切さを語っています。
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