2011年7月24日(日)「しんぶん赤旗」

原発どうよ?

千葉大生らパレード


 千葉大学(千葉市)の学生など若者らでつくるグループ「Non Nuclear若人ちば」(本山実里代表)は23日、千葉市で「原発どうよ?Demoでもしちゃおう!」を行い、飛び入りも含め約70人が参加し、「脱原発」をアピールしました。

 パレード出発前集会で本山代表は「福島原発事故から、やばいよね、怖いよね、ということしか言えなくもどかしい日々を送っていました。いま何も主張しなければこのまま原発が続けられ、怖い思いが続くのはいやだと立ち上がりました」とグループ結成の経緯を話しました。

 スピーチコーナーで参加者は「脱原発は新しい選択肢をつくることにつながっていく」「放射能汚染ではいったい何を信じていいのか。ここで声を上げなければこのまま流されてしまうと、危機感を覚える」「原発事故で、生身の作業員が被ばくしながら命を削って電気つくる原発でいいのか」などと述べました。

 パレードは、笛や太鼓、アコーディオンを奏でながらにぎやかに「原発どうよ。意見を言おう。意見を聞こう。みんなで話そう」「原発はいらない」と道行き人たちに訴えました。

 パレードを見ていた親子は「原発は人間の力では制御できない。政府の『安全神話』にだまされてきたと思う」と話しました。





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