2011年7月22日(金)「しんぶん赤旗」
医療機関に賠償早く
保団連 政府・東電に要望書
医師・歯科医師10万3000人でつくる全国保険医団体連合会(保団連)は21日までに、「福島原発事故にともなう医療機関への損害賠償の早急な支払いを求める要望書」を、菅直人首相、海江田万里経済産業相、細川律夫厚生労働相、西沢俊夫東京電力社長らに提出しました。
中山義活経産大臣政務官が12日、参議院厚生労働委員会で「東京電力に早急に指示を出し、すぐに医療法人にも仮払い補償金が出るようにする」と答弁。ところが、いまだに医療法人に対する補償仮払いの受け付けが行われていないため、保団連は要望書を提出しました。
要望書には、対象を制限せず、速やかに支払うことや、限度額を引き上げることを求めています。