2011年7月18日(月)「しんぶん赤旗」

日本南西端で党語る

赤嶺議員 震災・原発、基地…

沖縄・西表島


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(写真)節電で暗いホールで夜更けまで続く党懇談会=16日夜、沖縄県西表島

 日本の南西端に位置する沖縄県西表島で16日、日本共産党の国政報告・懇談会が開かれ、赤嶺政賢衆院議員が震災・原発や辺野古「移設」、自衛隊配備問題などを島民と膝を交えて語り合いました。

 かつて石垣島で高校教師をしていた赤嶺議員にはゆかりの島民も多く、会場の多目的ホールには多くの住民が集いました。

 赤嶺氏は東日本大震災被災地の過酷な現状や支援の様子を報告。「復興は被災者の立場で行い、危険な原発からの速やかな撤退、原発に使う資金を再生可能エネルギーに回させよう」「日本を動かすのは基地を許さない沖縄県民と被災地の人々のたたかい」と強調しました。

 懇談会は、石垣三雄・党八重山郡委員長(石垣市議)が、八重山への自衛隊配備に反対する住民のたたかいを紹介して進行。参加者からは「自衛隊はいつ与那国に配備されるのか」「離島振興のカギは航空運賃。何とかできないか」などの質問が相次ぎました。

 尖閣諸島周辺の現状、「争いごとはやめてほしい」という地元漁民の声も紹介して住民運動の重要性を指摘する赤嶺さんの話に、地元の女性(45)が「尖閣が心配でしたが、現場の様子を聞けてちょっと安心。ほかの人にも知らせて」と応じるなど懇談は夜更けまで続きました。16、17両日、西表島内を精力的に巡って懇談した赤嶺さん。「しんぶん赤旗」日曜版読者が2人増えました。





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