2011年5月8日(日)「しんぶん赤旗」

浜岡原発全停止実行を

党静岡県委 署名協力呼びかけ


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(写真)浜岡原発の永久停止など、日本共産党の政策を訴える山村氏(手前)=7日、静岡市葵区

 菅直人首相が静岡県御前崎市にある浜岡原子力発電所の全原発停止を中部電力へ要請したことを受け、日本共産党静岡県委員会は7日昼、静岡市葵区の土曜日でにぎわう繁華街で、中電がこの要請を受け入れて、すみやかに実行するよう訴えました。東日本大震災への救援募金と浜岡原発の即時停止署名への協力を呼びかけました。

 山村糸子県委員長は、浜岡原発の即時停止に歓迎の意向を述べ、その上で、政府が「停止は安全性が確認できるまで」と示したことについては、震源域の真上にある危険な浜岡原発の永久停止の必要性を力説。「福島原発事故を繰り返さないよう、みなさんとともに全力を尽くす」と訴え、原発政策を見直して太陽光などの自然エネルギーへ転換させると表明しました。

 通りがかった男性(63)=浜松市中区=は、「田舎が福島県です。親戚が被害を受け、特に子どもたちはかわいそう。国はエネルギー政策を改めるべきです」と述べました。

 「これは今一番やばい」と署名した静岡市内に住む中学生は「危険なので停止させるべきだ。政府の危険な原子力政策は不満。他の発電に転換すべきです」と話しました。募金にも協力した静岡市清水区の女性(67)は、「3歳の孫がいるのですが、子どもたちの将来のために『想定外』は絶対あってはいけません」と語りました。





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