2011年4月5日(火)「しんぶん赤旗」

震災対応・国会運営を協議

与野党が国対委員長会談


 与野党国対委員長会談が4日、国会内で開かれ、今後の国会運営について協議しました。

 民主党の安住淳国対委員長は、大震災に関する国会決議の協議や、震災対策の特別立法のための特別委員会設置などを提起しました。また、政府が閣僚等の増員をはかるための法案提出を予定していると報告。防災担当相と環境相、官房長官と沖縄北方担当相の兼務を解消し、震災復興担当大臣を新たに設置したいと説明しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は、震災決議については、「中身が問題であり、しかも今回の災害は、原発危機も進行中で、急ぐ必要があるのか」と指摘。閣僚等増員法案については「この間の(大連立をめぐる)経過もある。目的が問われる」と述べました。

 震災対策関連法案については、「内容を踏まえて、阪神・淡路大震災のときのように各常任委員会できちんと議論することが大事ではないか」と指摘しました。安住氏は「意見を踏まえ、どういう枠組みでやるか検討したい」と述べました。

 また、安住氏は、補正予算について来週にも政府として骨格を示し、4月末には提出の方向だと述べました。





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