2011年2月28日(月)「しんぶん赤旗」

社会保障改悪ストップ

愛知で集会 “国は責任果たせ”


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(写真)「社会保障制度改悪はNO!」と唱和する集会参加者=27日、名古屋市中区

 「子ども・子育て新システム」など国がすすめる社会保障制度改悪に反対する愛知県民集会が27日、名古屋市中区で開かれ2000人が集いました。労働組合や医療・福祉団体などでつくる実行委員会が主催。参加者は社会保障の拡充を国の責任で行うよう求める集会アピールを採択しました。

 主催者あいさつした徳田秋・愛知県社会保障推進協議会議長は、「医療や保育、福祉に対する国の責任を放棄する動きを阻止し、消費税増税やTPP(環太平洋連携協定)参加をやめさせるため、みんなで力をあわせよう」と呼びかけました。

 社会保障関連の各分野の代表が舞台にたちリレートーク。保育関係者は「子育てを親の自己責任にしたり、金もうけの道具に変えさせてはならない」と訴えました。

 障害者や施設職員は寸劇を交えながら、障害者権利条約に基づく障害者基本法の改正を求めました。

 また、「国民健康保険料や介護保険料が連続値上げされ庶民生活は大変だ。金持ち優遇の減税よりも国保料を引き下げてほしい」「地域医療を担ってきた市立病院の縮小・民間売却は許せない。市は市民の命と健康を守る責任を果たすべきだ」など、河村市政への批判も相次ぎました。

 日本共産党の八田ひろ子元参院議員が紹介されました。

 参加者は繁華街をパレードし、買い物客らの注目を集めました。





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