2011年2月17日(木)「しんぶん赤旗」

小沢氏喚問決断せよ

井上議員が首相を追及


 日本共産党の井上哲士議員は16日の参院本会議で、民主党の小沢一郎元代表の証人喚問について、菅首相自身が「決断すべきだ」と求めました。菅氏は「国会のルールにのっとって議論されるものであり、(首相の)決断うんぬんの話とは若干性格が違う」と述べ、党の代表である自身が判断するにはなじまないとの認識を示しました。

 井上氏は質問で、小沢氏は2009年の西松建設の違法献金事件についても、陸山会の土地購入疑惑についても国会で一言も説明していないと指摘。首相が年頭会見で「国会で(小沢氏に)説明していただきたい」と語り、「最終的に場面がくれば私が判断する」と述べていたことをあげ、「民主党が決めれば証人喚問で説明責任を果たさせることは可能だ。首相自らが決断すべきだ」と主張しました。





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