2011年2月1日(火)「しんぶん赤旗」

日航の不当解雇撤回必ず

支援共闘会議大阪で結成


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(写真)支援を訴える原告団の人たち=31日、大阪市

 日本航空の不当解雇撤回をめざす国民支援共闘会議に続いて、大阪支援共闘会議が31日夜、大阪市内で結成されました。

 「不当解雇を許すな」と短期間の急速な世論と運動の盛りあがりを反映して、原告団員らが全国各地を駆けめぐり、「靴の底に穴があくほど歩かせてもらいました」「『あなたには社内で活躍できる場所はありません』といわれ、いまこうして社外で活躍し、飛び回っています」と語ると、どっと笑いと大きな拍手が起こりました。

 結成総会は、立って訴えを聞く労働者も含め300人余が参加。梅田章二弁護士が開会あいさつし、国民共闘会議を代表して近村一也航空連議長が報告。大阪共闘会議代表に選ばれた萬井隆令龍谷大学教授は「正義の旗は私たちが握っています。第二の国家的不当労働行為とよばれるたたかいの支援の輪を広げていこう」とよびかけました。

 「絶対に負けません。なぜなら勝つまでやめないから」と会場をわかせた客室乗務員でつくる日本キャビンクルーユニオン(CCU)の内田妙子委員長。「希望退職で泣く泣く職場を去った仲間の思いも受けとめ、空の安心・安全のために一日も早く職場に戻ります」と力強く表明しました。

 大阪では昨年暮れ、航空連大阪地連と民主法律協会がよびかけて緊急集会を開き、大阪労連や大阪全労協、関西マスコミ文化情報労組会議など幅広い団体が結集した共闘会議準備委員会がとりくみをすすめてきました。





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