2011年1月21日(金)「しんぶん赤旗」

中国GDP世界2位 日本抜く


 【北京=小寺松雄】中国国家統計局は20日、昨2010年の中国国内総生産(GDP)が、速報値で39兆7983億元(約497兆5000億円、1元=12・5円)、09年比で10・3%増になったと発表しました。

 中国政府の目標だった8%を大きく上回っており、2けたの伸び率は07年以来3年ぶり。08年以来の世界的な金融経済危機に対し大規模な財政投入を行いました。

 1〜9月のGDPはドル換算で日本がわずかに上回っていますが、中国の10〜12月が前年比9・8%と高いことから、年間で中国のGDP規模が世界第2位になったことは確実とみられます。日本の昨年10〜12月期のGDPは2月半ばに発表されます。

 中国の10年の消費者物価指数(CPI)は前年比3・3%増で、政府が目標としていた「3%程度」を超える結果となりました。天候不順のため食料価格が上昇したことが大きな要因です。

 中国指導部はCPI上昇の現状から、まだインフレの危機は去っていないとして、市場の余剰資金を減らすため金融引き締めの政策を強めています。

 都市と農村の収入格差は、農村部の純収入の伸びが15%と高かったことで、都市住民収入は農村部の3・2倍となり、この数年の3・3倍からわずかに縮小しました。

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