2011年1月8日(土)「しんぶん赤旗」

豪雪被害

漁業続けられる支援を

鳥取知事と山下参院議員が懇談


 日本共産党の山下芳生参院議員は7日、豪雪による漁船の転覆、農業被害、ライフラインの切断など甚大な被害を受けた鳥取県を訪れ調査するとともに、平井伸治知事らと懇談しました。


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(写真)被災漁師(右端)から話を聞く(左2人目から)岩永、山下の両氏=7日、鳥取県境港市

 岩永尚之党県書記長、市谷知子、錦織陽子の両県議、松尾好行境港市議、岡村英治、松本松子、石橋佳枝の各米子市議が同行しました。

 境港市では、県漁協の景山一夫組合長、中村勝治市長と懇談、米子市ではJA鳥取西部の谷本晴美専務、角博明副市長と懇談し、野坂康夫市長と会いました。沈没した漁船、遊漁船の引き揚げ現場を調査し、被災した漁師らと懇談しました。

 各団体は、国に対して激甚災害の指定、特別地方交付税の交付、第1次産業への被害補償と農林漁業が続けられるような支援を求めました。

 平井知事は「船はエンジンがだめになったら大破です。激甚災害の指定など党派を超えて国としての精いっぱいの支援をお願いしたい」と訴えました。

 山下議員は「漁船保険が適用されても数千万円の自己負担が生じるケースもある。生産者が再出発の意欲が出る支援が必要です。党派を超えて全力で取り組みたい」と答えました。

 平井知事は、船の引き揚げや保険を超えた部分について県独自の助成も考えていると話しました。





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