2010年12月28日(火)「しんぶん赤旗」

「たちあがれ」に連立打診

国民無視・無節操の極み

市田氏

　日本共産党の市田忠義書記局長は２７日の記者会見で、民主党から連立政権参加の打診を受けていた、たちあがれ日本が同日、連立に参加しないことを決めたことについて記者団から問われ、「民主党のほうから連立を申し入れたこと自身が重大な問題だ。選挙での国民の意思や審判をもてあそんで、政権維持のためだったら何でもありという姿勢だ。無節操、政治的退廃のきわみだ｣と批判しました｡

　市田氏は「いったい選挙での国民の意思や審判をどう考えているのか。それを抜きに政権維持のためにきゅうきゅうとして、とにかく何でもありだということでやろうとしたが、それを拒否されたのが実情ではないか」と指摘しました。

ソーシャルブックマーク

リンク用タグ