2010年12月9日(木)「しんぶん赤旗」

伊波氏、党本部を訪問

沖縄県民総意実現へ 引き続くたたかいを

志位委員長応対


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(写真)懇談する志位和夫委員長(中央)と伊波洋一氏(右)。左は市田忠義書記局長=8日、党本部

 11月の沖縄県知事選で米軍普天間基地の「県内移設」反対を正面に掲げてたたかい、大健闘の約30万票を得た伊波洋一前宜野湾市長は8日、都内の日本共産党本部を訪問し、志位和夫委員長、市田忠義書記局長と懇談し、「引き続き、基地のない沖縄に向けがんばっていきたい」と決意を語りました。

 志位氏は、伊波氏と固い握手を交わし、「伊波さんが開票後に語った『基地ある限り運動はつづく、そしていつかは私たちが勝つ』という言葉に深い感銘を受けました」と表明。「伊波さんの得票率45%、約30万の得票は重いものがあります。相手(現職)も県知事選直前に『県外移設』を言い、大転換しました。伊波さんや県民の声が追い詰めた県民総意の力です」と強調しました。

 伊波氏は、「(日本共産党、社民党、沖縄社大党の)3党がしっかりスクラムを組んでたたかえた意義は大きい。宜野湾の安里猛新市長、名護の稲嶺進市長ともども『県内移設』に反対です。これからもご支援をお願いします」と述べました。

 志位氏は重ねて、「伊波さんは、自民、公明に加え、本土の民主も実質的に相手候補を応援するなか、ここまで追い詰める歴史的なたたかいをされた。日本共産党も引き続き、県民総意の実現のために力を尽くします」と表明しました。

 懇談には日本共産党の大幡基夫選対局長、赤嶺政賢衆院議員(沖縄県委員長)、共闘した自治労沖縄県本部の比嘉勝太執行委員長、大城紀夫書記長、伊波後援会の松田寛事務局長、社民党の照屋寛徳衆院議員、山内徳信参院議員が同席しました。





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