2010年12月4日(土)「しんぶん赤旗」

プノンペン宣言

朝鮮半島問題

対話と交渉よびかけ


 【プノンペン=面川誠】3日に当地で閉幕したアジア政党国際会議の「プノンペン宣言」は、11月23日の北朝鮮による韓国・延(ヨン)坪島(ピョンド)の砲撃について、次のように明記しました。

 「朝鮮半島における最近の挑発と軍事行動に関してICAPP総会は、すべての当事国が直ちに対話と交渉を通じて状況を緩和するよう呼び掛ける。ICAPP総会は、この問題についての11月23日の国連事務総長の声明に沿って、武力行使の再発がないことを国際社会が確実にするよう促す」

 日本共産党の志位和夫委員長は、2日のICAPP総会発言で、「国連憲章に違反する軍事的挑発行為は、もとよりきびしく退けられなければなりません。同時に、紛争の外交的・平和的解決のために、6カ国の緊急会合をもつことが大切です」と述べていました。





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