2010年11月22日(月)「しんぶん赤旗」

憲法守る声を大きく

「九条の会」 四国ブロックが交流


 四国ブロックで活動する「九条の会」の交流集会が21日、愛媛県四国中央市で開かれました。同ブロックで交流集会が開かれたのは初めてです。「九条の会」事務局長の小森陽一氏が会の歩みと集会の意義について講演。180人の参加者はそれぞれの会の新たな飛躍を目指し、経験を交流しました。

 講演で小森氏は、自公政権が目指した明文改憲を「草の根で阻止し、跳ね返してきたのが九条の会の運動だった」と強調しました。一方で、民主党は武器輸出緩和や非核三原則の見直しなど「究極の解釈改憲」を意図し、9条をめぐっては今も「せめぎあい」にある点を喚起。「長く活発に、ゆっくり確実に大きくなることを意識し、活動の共有、発展を交流しながら運動を新たな段階に押し上げる」ことを呼びかけました。

 集会では、各県を代表して4氏が会の取り組みを報告。市民のなかで憲法9条を語ろうと「九条まつり」を開いた経験(九条の会徳島)などが紹介され、「賛同者をいかに増やすかに知恵を絞ることが大事だ」(九条の会三豊・観音寺)などの発言がありました。





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