2010年10月31日(日)「しんぶん赤旗」

基地県内移設反対―沖縄県民と日米両政府のたたかいに勝利を

統一連・革新懇 知事選へ決起集会


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(写真花束を手に声援に応えるイハ氏(壇上左から3人目)と安里氏(その右)=30日、那覇市

 沖縄県知事選(11月28日投票)の告示まで2週間を切った30日、那覇市で「沖縄県知事選・宜野湾市長選挙勝利をめざす総決起集会」が開かれました。主催は、県内の民主団体、労働組合、政党らでつくる沖縄県統一行動連絡会議(沖縄県統一連)と沖縄革新懇。会場の市民会館中ホールは、基地県内移設に反対する沖縄県民と日米政府のたたかいに勝利をとの熱気にあふれました。

 割れるような拍手のなか登壇した前宜野湾市長のイハ洋一氏は、「沖縄戦から65年たっても今も新基地を造ろうという政治に県民の我慢は限界です。私は普天間基地の県内移設反対を、県民の声をバックに、日米両政府にはっきり主張します。県知事が両政府にいうことが大事なのです」と決意を語りました。

 イハ市政継承をめざし、自公が推す元自民党衆院議員と一騎打ちの宜野湾市長選をたたかう前副市長の安里タケシ氏は、「市民の生活と暮らしを守り、若者の可能性を開く市政を継承し、福祉と教育最先端の市をつくります」と訴えました。

 日本共産党県委員会の前田政明副委員長(県議)が情勢報告。イハ、安里両氏と同級生でもある伊集唯行・統一連代表幹事代行が「1月の名護市長選、9月の同市議選の勝利に続き、知事選で新基地を造らせないたたかいに大勝利しよう」と呼びかけ、参加者は大きな拍手で応えました。





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